逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃酸が胃から食道に逆流することによって引き起こされる炎症疾患の一つです。

通常、胃酸は胃で消化を助けるために分泌されますが、胃と食道を分けて胃酸が逆流しないよう
に蓋をしている食道括約筋が正常に機能していない場合、胃酸が食道に逆流、食道を刺激して
炎症を引き起こします。

症状として、

・胸やけ

・食欲不振

・吐き気

・みぞおちの痛み

・ヒリヒリ感

・ゲップ

・胃酸が上がる感覚

・持続的な上腹部の痛みや不快感

・食事を取るのが怖い

※症状が「機能性ディスペプシア」と似ています。

逆流性食道炎と機能性ディスペプシアの違いは、胃カメラ・エコーなどのカメラで食道を見た時に

「カメラに炎症症状(ただれている等)が写っているか、いないか」

の違いだけです。

逆流性食道炎の原因は？

逆流性食道炎の主な原因は、胃から食道に逆流する酸が食道に刺激を与え、炎症を引き起こすことで症状がでます。

逆流の原因には以下のようなものが考えられます。

・胃の逆流防止策がうまく働かない：胃と食道を分ける食道括約筋が、正常に働かなくなる
　　　　　　　　　　　　　　　　　ことによって、胃酸が食道に逆流する。

・脂っこい食事や飲酒：脂っこい食事やアルコールの摂取が増加すると、
　　　　　　　　　　　胃酸の分泌が増加するため逆流性食道炎を招くことがある。

・過度のストレス：ストレスが過剰になると胃の動きが遅くなり、胃液が逆流しやすくなります。

・自律神経の乱れ：胃と食道を分ける食道括約筋は本来、自動で胃酸が逆流しないよう
 　　　　　　　　   自律神経がコントロールしています。
　　　　　　　　    運動不足や食生活が悪いと自律神経が乱れ食道括約筋が動かなくなります。


これらの原因が重なることにより、逆流性食道炎が発症することがあります。

逆流性食道炎を改善していくには

・当院では逆流性食道炎の原因は内臓の不調・食事内容が原因と考えています。

　内臓の不調・・胃や腸などの内臓にも筋肉があります。内臓の筋肉が硬い状態だと正しく

　　　　　　　　働いてくれないので、当院では内臓の調整を行います。

　　　　　　　　内臓の調整を行うことで、

　　　　　　　　①自律神経を整え、胃酸が食道に行かないよう食道括約筋が動くようにする　

　　　　　　　　②血流が良くなり胃や食道のダメージを回復させる

　　　　　　　　上記により、逆流性食道炎を改善していく身体の土台を作っていきます。

　食事内容・・・・逆流性食道炎を改善していくには食事内容が凄く大事になります。

　　　　　　　　「胃や食道は食べ物に触れ、受け止める部分です」

　　　　　　　     食生活の改善をしていくことで逆流性食道炎は、

　　　　　　　　  完全に改善されます。

　　　　　　　　  来院された患者さんに合った、食生活の改善方法をお伝えします。